スキルアップと副業収入UPをめざして、Webマーケティングスクール「ワナビーアカデミー(Wannabe Academy )」に入学した私ですが、卒業課題を除くカリキュラムは最終版へと差し掛かり、全12回の講座もついに第10回を迎えました。
今回は、第10回講座「Meta広告基礎」の体験談を紹介させていただきます。
私もそうでしたが、初めてWebマーケティングスクールを受講される方はとくに、
- Webマーケティングスクールってどんなことが学べるの?
- ワナビーアカデミー(Wannabe Academy )ってどんな雰囲気なの?
- 課題ってどれくらいむずかしいの?
などなど、気になることがたくさんあると思います。
このブログ「デジマの勉強部屋」では、これからWebマーケティングスクールの受講を検討されている方の参考となるよう、講座で学べることや雰囲気、リアルな感想について体験談を紹介しております。

学んだことをアウトプットすることで、私自身の知識もどんどん定着していきます!
さて、第10回講座「Meta広告基礎」では、Google広告とともに利用頻度の高いMeta広告について、概要やアカウント構造、クリエイティブの考察方法について学んでいきます。
私自身、本業で事業会社に勤める中で、Webマーケティング施策について広告代理店に相談する中では、リスティング広告の次に必ずと言っていいほど、Meta広告を提案されてきました。
Meta広告は、FacebookとInstagramに対して広告を出稿できるので利用者数が多く、さらに実名登録制度を原則としていることから、高いターゲティング精度を持つためです。



Webマーケターとして、Meta広告の基礎を押さえるのはマストと言えます!
そんなMeta広告について、今回の講座を通して、特徴や相性のよい使い方、アカウントの構造についてしっかり理解することができました。
ということで、さっそく詳細について紹介したいと思います。
私が受講したワナビーアカデミーの評判やメリット、他のスクールとの違いについては、以下の記事にまとめているので、スクールの受講を検討されている方は、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。




- Meta広告の特徴、活用シーンが理解できた
- Meta広告のアカウント構造や、コンバージョン設計のポイントが理解できた
- 広告クリエイティブ作成時のポイントを理解できた
ワナビーアカデミー(Wannabe Academy) 第10回オンライン講座の内容
第10回講座は以下の内容でした。
- 第9回課題の振り返り
- Meta広告(旧Facebook)概要理解
- Meta広告(旧Facebook)広告アカウント構造
- Meta広告(旧Facebook)広告クリエイティブ考察



これまでGoogle色が強かった講義ですが、ここからMetaに突入します!
第10回講座で具体的に学ぶこと(ワナビーアカデミーの学習内容例)
さっそくですが、第10回講座で学んだことを、私なりの解釈も含めながら、一部紹介します。
Meta広告の概要理解(配信先、利用者層、ターゲティングの特徴)
Meta広告は、Meta社が展開する広告配信サービスで、FacebookやInstagramといったSNS上に広告を出すことができる。かつては「Facebook広告」として広く知られていたが、2021年に企業名が「Meta」へと変更されたことに伴い、広告サービスの呼称も「Meta広告」として定着。
Meta社が運営する主要なSNSでは、2023年1月の時点で、Facebookの月間アクティブユーザー数が約29億人、Instagramが約20億人に達しており、膨大なユーザー基盤を活かすことで、効率的にターゲットにアプローチできる広告手段として注目されている。
Meta広告の4つの配信先
Meta広告は以下の4つの配信先があり、目的に応じて選ぶことができる。
- Messenger
- Audience Network
Metaの利用者層
- M1層(20歳~34歳の男性)とF1層(20歳~34歳の女性)がコアユーザー
- 10~20代までが女性ユーザーが多い
- 40代以降から、男性ユーザーが多くなる傾向にある
特に、Instagramは日本国内の女性における利用率が60%以上と高く、Instagram上の投稿がきっかけで購買行動につながることも多々ある。
Meta広告の特徴
- 写真や動画を中心としたビジュアルコミュニケーションの場から、アクションを生み出す日常に密着したプラットフォームに進化している
- 実名登録制度を原則としているため、ユーザー登録情報や利用端末、ユーザーの興味関心を元にした正確かつ多様なターゲティング配信ができる



Facebookは生年月日を登録しますし、例えば、成人式を迎えるユーザーをターゲットとした広告を出稿する際、「20歳」とピンポイントに絞って広告配信できるのはかなりのメリットですね!
認知獲得から購入まで様々な目的に合わせた広告配信が可能


Meta広告は様々な広告配信手段を持っており、認知の獲得から商品の購入まで広い範囲をカバーすることができる。
- 動画広告
- リーチ&フリークエンシー
- 類似オーディエンス
- コレクション
- カルーセル広告
- ウェブカスタムオーディエンス(リマーケティング)
- リード獲得広告
- ダイナミック広告
- モバイルアプリ広告(インストール)
- ページ「いいね!」広告
- モバイルアプリ広告(リエンゲージメント)
- カスタムオーディエンス
Meta広告のアカウント構造
Meta広告のアカウント構造は以下のとおり。


1. キャンペーン(Campaign)
- 目的(広告の目標)を設定する階層
- 例:リーチ、トラフィック、コンバージョン、エンゲージメントなど。
- 目的によって、広告配信の最適化の方針が決まる
2. 広告セット(Ad Set)
- ターゲティング、配信スケジュール、配置、予算などを設定する階層
- 具体的には:
- オーディエンス(年齢、性別、地域、興味・関心など)
- 配信スケジュール(期間や時間帯)
- 配置(Facebook、Instagram、Messengerなどのどこに表示されるか)
- 入札戦略(例えばコンバージョン単価に基づいた入札)
3. 広告(Ad)
- 実際に表示されるクリエイティブ(画像・動画・テキスト)を設定する階層
- ここで設定する要素:
- 広告文
- 見出し
- メディア(画像、動画、カルーセルなど)
- CTAボタン(「今すぐ購入」「詳しくはこちら」など)
- リンク先のURL
広告セットを作るときの注意点
- Meta広告が配信対象の最適化を図るためには、広告セットのコンバージョンが1週間に約50件必要
- コンバージョン数が増える程、より最適化が進み、より適切に広告配信を行えるようになる
- つまり、広告セットを分けすぎるとコンバージョンが分散し、最適化がかかりにくくなることを意識し、広告セットを設計することが重要
Meta広告クリエイティブの考察方法
クリエイティブ作成時のポイント
- ペルソナや自社の強みを踏まえて、どのような画像・テキストが効果的か仮説を立てる
- Meta広告ライブラリで競合の訴求内容もチェックする
⇒よい点は真似しながら、自社の強みを打ち出せるようにする - 必ず3つ以上設定するようにし、どの広告が効果的であるかを比較するようにする
検証要素を洗い出しておく
クリエイティブを構成する要素の中で、どの部分を検証するかを配信前に決めておく
- バナー画像(デザイン)
- バナー画像(画像内のキャッチコピー)
- 広告文
- CTA
クリック後の行動指標を確認
クリックして流入したユーザーの直帰率が高かったり、スクロール率が低い場合は、クリック時に期待していたものとLPの間にギャップが生じている可能性があるため、ユーザーの行動分析から考察を行うようにする。
第10回講座で特に参考になったポイント【Webマーケティングスクール体験談・評判】
講座で学んだことを一部抜粋して紹介しましたが、10回講座で個人的に一番参考になったのは、「機械学習の最適化に思った以上にコンバージョン数が必要(⇒)広告セットのコンバージョンが1週間に約50件必要)」という部分です。
私自身、事業会社でToB向けのサービスの提供経験があるのですが、「週に50件のコンバージョン」は正直かなり大きく、ToBサービスやニッチ市場を狙うサービスではなかなか届かない数字です。



つまり、コンバージョン設計はかなり工夫が必要だなと感じました。
具体的には、
- 広告セットをむやみやたらに分けない
- マイクロコンバージョン(MCV)を設定する
の2点を意識していく必要があると感じました。
特に、後者のマイクロコンバージョンの出番は多そうだな、と。
やはり「購入」や「資料請求」のみをCVポイントに置いてしまうと、週に50件はかなり厳しいので、その手前の「カートに入れる」あるいはもっと手前の「商品をクリック」など、コンバージョンに至るまでの導線上の早い段階にもコンバージョンポイントを設置し、機械学習が進みやすい環境を作っていけるようにしたいと思いました。



実践でかなり頻発しそうなケースなので、肝に銘じておきたいと思います。
第10回講座の課題テーマ
ということで、第10回講座の課題テーマですが、Meta広告配信のプランニングの実践演習でした。
ワナビーアカデミーの学生を集めるにあたり、どのようなバナー、広告文(メインテキスト、見出し、説明)で広告配信すると効果的であるか、競合分析データも加味しながら考えてみましょう。
- 競合の強みや弱み、訴求内容を調査し、自社がとるべき訴求軸を決める
- ペルソナを複数設定する
- ペルソナに対する訴求軸を設定し、バナーや広告文案を作成する



予想外にバナーを自前で作る課題が多く、クリエイティブ作成ツールCanva(キャンバ)の腕も上達してきました!笑
この課題はWebマーケティングスクールで出題されたものですが、サービス開発や提供を行うシーンにおいて、競合調査はかなり重要な営みなので、この点はよく共通しているなと感じました。
特に、インターネットやSNSが普及し、人々があらゆる情報にリーチしやすい現代において、競合と比較されるのは当たり前なので、「比較されたうえで、自社は●●なので、▲▲なユーザーは自社を選ぶであろう」という仮説をしっかり立てていくことが大事なのですよね。
ということで、今回の課題もしっかり本腰入れて取り組もうと思った次第でした。
さて、カリキュラムもクライアントワークを除くと最終盤になってきましたが、ここ最近は仕事の都合や家族も含めたプライベートの用事で出席できないという方も、ちらほら出ており、補講の出番が多くなってきているように思えます。
スクールのほとんどは、決まった時間にオンライン講義を行うので、どうしても講義に参加できないという方が一定数出てしまうのは仕方ないことだと思います。
講義に出られない場合のリカバリ策は「アーカイブ動画の確認」のみというスクールもありますが、ワナビーアカデミーはマンツーマン補講受け放題なので、サポート体制は本当に充実しているなと感じます。
これだけのサポート体制を提供しながら、さらにリスキリング補助金に対応しているのは、ワナビーアカデミーならではの突出した強みだなと改めて感じた次第です。
実際に受講して思ったのですが、Webマーケティングスクールは3ヶ月以上のカリキュラムになることが多く、長丁場になってくるので、理解に遅れが出たり、モチベーションダウンしてしまわないようにするためのサポート部分は本当に重要です。
サポート体制やリスキリング補助金を含むコスパの部分で、ワナビーアカデミーは充実しているスクールなので、どこのスクールにしようか迷っている方は、ぜひ一度、無料個別相談会で話を聞いてみることをおすすめします。
ということで、第10回講座の体験談は以上になります!
最後までお読みいただきありがとうございました!