スキルアップと副業収入UPをめざして、Webマーケティングスクール「ワナビーアカデミー(Wannabe Academy )」に入学した私ですが、全12回の講座の折り返し地点に差し掛かり、広告運用周りの知識がだいぶ付いてきた実感があります。
今回は、第6回講座「Googleリスティング広告入稿」の体験談を紹介させていただきます。
私もそうでしたが、初めてWebマーケティングスクールを受講される方はとくに、
- Webマーケティングスクールってどんなことが学べるの?
- ワナビーアカデミー(Wannabe Academy )ってどんな雰囲気なの?
- 課題ってどれくらいむずかしいの?
などなど、気になることがたくさんあると思います。
このブログ「デジマの勉強部屋」では、これからWebマーケティングスクールの受講を検討されている方の参考となるよう、講座で学べることや雰囲気、リアルな感想について体験談を紹介しております。

学んだことをアウトプットすることで、私自身の知識を定着化させる目的もあります!
さて、第6回講座「Googleリスティング広告入稿」では、世界的にシェアが高く代表的な運用型であるGoogle広告について、具体的な入稿方法や入札戦略を中心に学びました。
私自身、本業で事業会社に勤める中で、リスティング広告のマーケ施策を広告代理店に委託することがありますが、具体的にどのような戦略があり、どんな作業をしてくれていたのか、わかっていない部分が多くありました。
今回の講座を受けて、利用頻度の高い入札戦略や、リスティング運用を開始するための具体的な手順について、理解を深めることができました。
ということで、さっそく詳細について紹介したいと思います。
私が受講したワナビーアカデミーの評判やメリット、他のスクールとの違いについては、以下の記事にまとめているので、スクールの受講を検討されている方は、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。




- Googleリスティング広告の入稿方法(管理画面の設定方法)がわかるようになる!
- 作業手順だけではなく、入札戦略について具体的にイメージできるようになる!目的に応じて使い分けるのが大事
- 第6回課題は、第5回課題で作成した広告プランニングに基づき、配信手前までの設定にチャレンジ!
ワナビーアカデミー(Wannabe Academy) 第6回オンライン講座の内容
第6回講座は以下の内容でした。
- 第5回課題の振り返り
- リスティング広告の入稿方法
- リスティング広告の入札戦略
- 動的検索広告
- レポート作成方法
第5回講座では、Google広告の概要について学びました。Google広告にはいくつかの種類がありますが、中でもリスティング広告は、ユーザーの顕在化した需要に対してアプローチすることができるため、特に顕在層へのアプローチとして有効な手段です。
今回はそんなリスティング広告について、「どういった考えに基づいて、どのような手順で配信するのか?」を学びました。



カリキュラムの中でも非常に重要度の高い講座でした!
第6回講座で具体的に学ぶこと
さっそくですが、第6回講座で学んだことを、私なりの解釈も含めながら、一部紹介します。
今回の講座のゴールとしては、「Google広告の入稿方法を理解し、実際に配信、レポーティングまでできるようになる」というもので、これから実際に広告運用にチャレンジするにあたって、その実技部分を理解するための講座になっていました。
Google広告リスティング入稿
入稿手順については、マニュアルを見ながらの作業になるので、ここでは割愛します。
広告費の請求額について、1日の平均予算(=日予算)との関係は、頭に入れておくべきだと思ったのでメモしておきます。
1日に発生する広告費用は、設定した1日の平均予算を少し上回ったり、下回ったりすることがあるが、1ヶ月の請求期間全体で見ると、1日の平均予算の30.4日分を超える請求が発生することはない。
※30.4は、1ヶ月の平均日数(360日÷12ヶ月=30.417)。Google広告では、1日の平均予算にこの数を掛けることで、1ヶ月分の予算を計算している。
たとえば1日の予算は500円、請求期間を30日間とする。この場合、1ヵ月の間に発生する費用は日によって異なり、200円の日もあれば1,000円の日もあるが、月末に請求される額は15,200円(予算額の500円×30.4)を超えることはない。
Googleリスティング広告の入札戦略


Googleリスティング広告の単価設定画面を見ると、上記のとおり複数の選択肢があり、目的に応じて使い分ける必要があることを学んでいきます。
目的 | 入札戦略 |
---|---|
サイトへの訪問を増やす | クリック数の最大化では、予算内でクリック数を最大化できるように入札単価が自動的に調整されます。クリック数の最大化は1つのキャンペーン標準戦略、または複数のキャンペーンにまたがるポートフォリオ入札戦略として使用できます。 |
可視性を高める | 目標インプレッションシェアでは、Google検索結果ページの最上部、上部、または任意の場所に広告が表示されるように、自動的に入札単価が設定されます。目標インプレッションシェアは検索ネットワークでのみ利用でき、1つのキャンペーンの標準戦略として使用することも、複数のキャンペーンにまたがるポートフォリオ入札戦略としても利用できます。 |
目標コンバージョン単価でコンバージョンを増やす | 目標コンバージョン単価では、目標として指定したコンバージョン単価でコンバージョンを最大限に獲得できるように、検索またはディスプレイの入札単価が自動的に設定されます。 |
各コンバージョンの価値が異なる場合に、目標広告費用対効果(ROAS)を達成する | 目標広告費用対効果では、指定した目標広告費用対効果でコンバージョン値を最大化できるように、入札単価が自動的に調整されます。ポートフォリオ入札戦略や個々のキャンペーンの標準の入札戦略として使用できます。 |
予算全体を使おうとしながらコンバージョンを増やす | コンバージョン数の最大化を使用すると、予算全体を使おうとしながらキャンペーンのコンバージョン数を最大化するように、自動的に入札単価が設定されます。 |
予算全体を使おうとしながらコンバージョン値を大きくする | コンバージョン値の最大化を使用すると、予算を過不足なく消化しつつ、最大限のコンバージョン値を得られるよう、入札単価が自動設定されます。 |



講座の中でも、「現段階で全て覚える必要がありません」と言われるものの、Googleさん、かゆいところに手が届くようにし過ぎていて、どれ選んだらよいか逆によくわかりません!笑
入札戦略によってコンバージョン最適化に必要な項目が変わる
コンバージョン数最大化の場合
コンバージョン数ゼロから始めることも可能だが、1日1キャンペーンにクリック20以上あることを推奨。学習期間に7日程度を要する
目標コンバージョン単価(tCPA)の場合
目安として月に30以上のコンバージョン数を獲得していることを推奨。特定の学習期間は設けておらず、成果を確認するには100件以上のコンバージョンを長い期間で見る必要がある。
レスポンシブ検索広告


レスポンシブ検索広告では、設定した複数の見出しと説明文が自動で組み合わされ、検索語句と関連性の高い広告を配信できます。
見出しを最大15個、説明文を最大4個登録することができ、時間経過とともに、さまざまな組み合わせが自動的にテストされ、Googleによって、どの組み合わせが最も効果的かが学習されます。



自動的にテストしてくれるって…。Googleさん革命的すぎる…!
効果的なレスポンシブ検索広告の広告文を作成するポイント
- アセットは順不同で表示される。そのため、それぞれのアセットが単体でも組み合わされても意味を成すようにする
- 有効なレスポンシブ検索広告の数は、広告グループごとに3個までに制限されている。すべての広告に表示したいテキストがある場合は、見出し位置を固定する
- 重複した広告見出しや説明文を入力し過ぎると、広告の組み合わせを作成するシステムの機能が制限される。少なくとも8~10個の広告見出しを入力し、同じまたは類似したフレーズが使用されていないそれぞれ異なる広告見出しを5つ以上入力する
レポート作成方法
こちらも作業になるので割愛しますが、Google広告の管理画面上で、レポートを作成することができます。
レポートを使用することで、キャンペーンや広告グループ、キーワードといった単位で、
- クリック数
- 表示回数
- クリック率
- 平均クリック単価
- 費用
- コンバージョン数
- コンバージョン単価
- コンバージョン率
といった、広告施策を振り返る上で重要な数値を確認することができます。
Webマーケターはクライアントに対して、ファクト(実際の数値)を示した上で、次の打ち手を提案していく必要があるため、これらの数値を押さえておくのはマストになってきます。
いちいち管理画面を見ながらエクセルに転記していくようなことをせず、管理画面上にレポートを作成し、必要に応じてエクスポートできるのはマーケターとして非常にありがたいですね。
第6回講座で特に参考になったポイント【体験談・評判】
講座で学んだことを一部抜粋して紹介しましたが、今回の講座の中で個人的に1番よかったのは、目的に応じた打ち手のイメージを掴めたことです。
実運用の中でもよくある以下の2ケースについて、概ねやるべきことを掴めました。
- コンバージョン数を増やしたい
- CPAを下げたい



クライアントからガンガン出てきそうな、リクエスト例ですね!
コンバージョン数を増やしたい
この場合の打ち手の例は以下のとおりです。
目的 | 対策 | 対策詳細 | 具体的なアクション例 |
---|---|---|---|
コンバージョン数を増やしたい | クリック数を増やす | インプレッション数を増やす | ・KWを追加する ・マッチタイプをインテントマッチにする ・インプレッションシェアを上げる ・日予算を上げる |
CTRを上げる | ・インプレッションシェアを上げる ・広告文を見直す | ||
CVRを上げる | 配信対象を見直す | ・ターゲティング見直し ・オーディエンス見直し | |
広告を見直す | ・広告文を見直す ・KW追加、見直し ・除外KWを設定 |
CPAを下げたい
続いてCPAを下げたい場合の打ち手例が以下です。
目的 | 対策 | 対策詳細 | 具体的なアクション例 |
---|---|---|---|
CPAを下げたい | CPCを下げる | クリック単価を下げる | ・入札のクリック単価を下げる ・クリック単価の低いKWに切り替える ・マッチタイプを完全一致にする |
マッチタイプを絞り込む | ・インテントマッチ⇒フレーズ一致 ・フレーズ一致⇒完全一致 | ||
品質を見直す | ・品質スコアを上げる | ||
CVRを上げる | 配信対象を見直す | ・ターゲティング見直し ・オーディエンス見直し | |
広告を見直す | ・広告文を見直す ・KW追加、見直し ・除外KWを設定 | ||
LPを見直す | ・LPの導線改善 ・LPのCTA改善 |



上記はあくまで例に過ぎませんが、定量的な数値を目にしたときに、次の一手を考える上では非常に参考になります!
第6回講座の課題テーマ
ということで、第6回講座の課題テーマですが、「Googleリスティング広告にて、レスポンシブ検索広告を設定してみよう」というものでした。
- 第5回課題で作成した広告プランニングに基づき、Google広告にて、レスポンシブ検索広告の入稿準備(管理画面上の設定)を進めましょう。
第5回課題では、ターゲットに訴求するための広告見出し、説明文、検索キーワードをプランニングし、スプレッドシート上のフォーマットに落とし込んでいきました。
第6回課題では、このプランニングに基づいて実際にGoogle広告の管理画面にて設定を行い、配信の手前まで進めるといった内容になっておりました。



いよいよ、人生初の自前でリスティング広告配信の日が近づいてまいりました!笑
広告運用は費用が発生してしまうので、配信設定にはかなり気を使う必要があります。
スクールのようなちゃんとした指導が受けられるカリキュラムの中で、さらに注意事項をしっかり聞いた上で行わないと、設定を誤ってしまって高額請求を受けるといったリスクが出てきます。



実際、配信設定の手順書や講義資料の中では、予算設定に絡む部分についての注意事項がしっかり盛り込まれていました。
この辺りを独学でこなすのは正直怖いところです。
入稿周りに入ってから、マンツーマン補講受け放題のサポートを受けられる方がかなり増えているので、やはり不安に感じたり、設定画面を初めて目の前にして戸惑っている方が多いように見受けられます。
ワナビーアカデミーは、チャット質問し放題だけではなく、「マンツーマン補講受け放題」が強みなので、このサポートはガンガン使っていきながら理解を深めていきたいですね。
折り返し地点での経験談になりますが、ワナビーアカデミーに入ってみて、改めて以下の点が優れていると感じました。
- 受講生のモチベーションを高めるために、卒業生の成功体験談を聞けるイベントを定期的に用意
- 急な用事で講座に出席できない場合は、アーカイブ動画だけでなく、授業の振り替えも可能
- 課題や小テストの提出に遅れがあれば、進捗確認のリマインダーが飛んでくる
- わからないことがあればマンツーマン補講でサポート
他にも、細かな個所を入れたらきりがないですが、モチベーション維持と理解度の向上を支える仕組みが随所にあります。
これからWebマーケティングスクールの受講を検討されている方にとって、間違いなく候補の1校に入ってくると思いますので、どこのスクールにしようか迷っている方は、ぜひ一度、無料個別相談会でお話を聞いてみることをおすすめします。
ということで、第6回講座の体験談は以上になります!
最後までお読みいただきありがとうございました!