【2024年版】ウェブ解析士の試験日程はいつ?受験方法と併せて解説
この記事では、2024年のウェブ解析士認定試験の試験日程、受験方法について解説します。
ウェブ解析士の試験は通年で開催されており、また、オンラインで受験可能なので、ご自身のご都合に合わせて取得スケジュールを立てることが可能です。
難易度もやさしめですので、ウェブマーケティングに関する知識を身に着けたいけれども、「なかなか資格取得の時間が取れない…」という方にも短期集中で取得しやすい資格です。
ウェブ解析士の試験内容や難易度・受験対策については以下の記事でまとめておりますので、よければこちらの記事もご覧ください。
>>【2024年版】ウェブ解析士の難易度は?試験の内容や勉強時間、受験対策を徹底解説
それでは詳細を解説します。
- ウェブ解析士の資格取得を考えている方
- ウェブ解析士の受験スケジュールを検討したい方
- ウェブ解析士の受験方法について知りたい方
- 試験開始日は月2回
- 申込・入金確認日により試験開始日が決定
- 試験開始日~14日間、PCがあればいつでもどこでも受験可能
>>5万人超が受講したデジタルマーケティング資格「ウェブ解析士認定資格」
- 50,000人以上が受験
- デジタルマーケティングの実践的な知識を深く学べる
- GA4やSNS活用、Web広告など専門性の高いテーマを学べる講座も提供
ウェブ解析士認定試験の試験日程
2024年度ウェブ解析士認定試験の開催日程は以下のとおりです。
試験 | 受付日程 | 試験日程 |
---|---|---|
第1回試験 | 12月12日~12月28日 | 1月11日~1月31日 |
第2回試験 | 1月11日 ~1月22日 | 2月 1日~2月15日 |
第3回試験 | 1月23日 ~ 1月31日 | 2月16日~3月1日 |
第4回試験 | 2月1日 ~2月15日 | 3月1日~3月15日 |
第5回試験 | 2月16日~3月1日 | 3月18日~4月1日 |
第6回試験 | 3月1日 ~3月15日 | 4月1日~4月15日 |
第7回試験 | 3月18日~4月1日 | 4月16日~4月30日 |
第8回試験 | 4月2日 ~4月15日 | 5月1日 ~5月15日 |
第9回試験 | 4月16日~4月30日 | 5月16日~5月30日 |
第10回試験 | 5月1日~5月15日 | 5月31日~6月14日 |
第11回試験 | 5月16日~5月30日 | 6月17日~7月1日 |
第12回試験 | 6月3日~6月17日 | 7月2日~7月16日 |
第13回試験 | 6月18日~7月1日 | 7月17日~7月31日 |
第14回試験 | 7月2日~7月16日 | 8月1日~8月15日 |
第15回試験 | 7月17日~7月31日 | 8月16日~8月30日 |
第16回試験 | 8月1日~8月15日 | 8月29日~9月12日 |
第17回試験 | 8月16日~8月30日 | 9月13日~9月27日 |
第18回試験 | 9月2日 ~9月16日 | 9月30日~10月14日 |
第19回試験 | 9月17日~9月30日 | 10月16日~10月30日 |
第20回試験 | 10月1日~10月15日 | 11月1日~11月15日 |
第21回試験 | 10月16日~10月30日 | 11月15日~11月29日 |
第22回試験 | 11月1日~11月15日 | 12月2日~12月16日 |
第23回試験 | 11月18日~12月6日 | 12月9日~12月23日 |
試験開始日は月2回で、申込・入金確認日により試験開始日が決まります。
試験開始日~14日間、いつでもどこでも受験可能です。
ほぼ常時開催されているので、「逆に受験タイミングを決めにくい…」という方もいらっしゃるかと思います。
私のおすすめは、必要な勉強時間から逆算して先に日を決めてしまうことです。(例:3ヵ月後に受験!とか)
ウェブ解析士認定試験のカリキュラム(テキスト、問題集)は毎年1月に改訂されるため、12月まで(できれば余裕をもって11月)に受験されるのがおすすめです。
現在受験可能な日程を見てみる
ウェブ解析士認定試験とは?
アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材、それがウェブ解析士です。
ウェブ解析士は、ウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルを習得することを目標としています。
2022年12月時点で52,000名を超える受験者がいます。
上位資格に「上級ウェブ解析士」と「ウェブ解析士マスター」があり、ウェブ解析士は基礎を身に着けるための入門資格の位置づけです。
※スマホは横スクロールできます。
ウェブ解析士 | 上級ウェブ解析士 | ウェブ解析士マスター | |
---|---|---|---|
レベル | ウェブ解析ツールのデータやレポートを読んで正しい判断ができる | 実務の解析分析にもとづき、事業のコンサルティングが行える | ウェブ解析士を指導、育成できるスキルを持つ |
受験資格 | なし | ウェブ解析士の正会員 | 上級ウェブ解析士の正会員 |
認定方法 | ・認定試験 | ・事前課題 ・中間課題 ・修了レポート ・修了テスト | ・マクロ解析レポートコース修了 ・ミクロ解析レポートコース修了 ・講師養成コース修了 |
試験の内容は?
2024年度のウェブ解析士認定試験は、以下の内容となっております。
- オンライン形式(いつでもどこでも受験可)
- 試験時間は90分
- 出題数は50問
- 公式テキストの内容を元に出題される
- 出題範囲にGoogleアナリティクス4(通称:GA4)の実技問題を含む
- 公式テキスト、講座スライド、用語解説集、計算機など持ち込み受験可
- 試験結果(合否)は試験終了後に画面上で確認可
2023年度試験と比較して、試験時間が120分⇒90分と短くなっている点に注意です。
ウェブ解析士認定試験の出題範囲・必要な知識
公式テキストをベースとした出題範囲となります。2024年版公式テキストは以下のような構成となっています。
- 第1章 ウェブ解析と基本的な指標
- 第2章 事業戦略とマーケティング解析
- 第3章 デジタル化戦略と計画立案
- 第4章 ウェブ解析の設計
- 第5章 インプレッションの解析
- 第6章 エンゲージメントと間接効果
- 第7章 オウンドメディアの解析と改善
- 第8章 ウェブ解析士のレポーティング
ウェブ解析士認定講座はいつ受けた方がよい?
ウェブ解析士認定試験とは別に、ウェブ解析士認定試験の対策に向けた講座「ウェブ解析士認定講座」があります。
ウェブ解析士認定講座の受講は任意ですが、予算とスケジュールに余裕がある方は受講をおすすめします。
模擬試験が用意されているケースもあるので、受講される場合は、試験前に受講するようにしましょう。
簡単な模擬テストであれば、当サイトにも用意していますので、よければ以下の記事も参考ください。
>>ウェブ解析士認定試験の模擬試験|ミニテストで受験前の腕試し
ウェブ解析士認定講座とは?
ウェブ解析でよく用いられるウェブ解析用語の理解や、問題の要因分析や改善提案においてよく使われれる指標の計算方法などを習得する講座です。(受講費:11,000円 ※税込)
開講する講師や事業者によって講座のスケジュールや内容が異なるので、選び方に迷ったら以下の記事を参考にしてみて下さい。
ウェブ解析士認定試験の受験方法
- オンライン形式(いつでもどこでも受験可)
- 試験用システムMoodleから受験
- 試験時間は90分
- 出題数は50問
- すべて4択形式
- 公式テキスト、講座スライド、用語解説集、計算機など持ち込み受験可
「Moodle」って何?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
Moodleというシステム上に作られた、ウェブ解析士協会の試験/講座ポータルです。
【参考】Moodleのイメージ画像
ブラウザからアクセスし、申し込み後に発行されるアカウントでポータルにログインして利用します。
試験開催期間中、ポータルサイト上で自分の任意のタイミングで試験を開始し、4択形式の問題を進めていきます。
【重要】公式テキストなどの持ち込み受験が可能
2024年度ウェブ解析士認定試験は、2023年度同様に公式テキストなどの持ち込みが可能です。
持ち込み可能なものは以下です。
- 公式テキスト(PDF)
- 講座スライド
- 用語解説集
- 計算機など
結構なんでも持ち込みできます。
ただし、試験中にインターネット検索するのはNGです。
公式テキストはPDFなので、キーワードや目次から検索できるので、かなり重宝します。
とはいえ、分析したり計算する問題もあるため、すべて検索頼みというわけではいうわけにはいきません。
ある程度は頭に入れて回答できるようにして、わからないところを補完するイメージで公式テキストを活用しましょう。
講座スライドとは、ウェブ解析士協会主催の講座の資料です。
予算に余裕のある方や、ウェブ解析士の独学受験に不安がある方・より理解を深めたいは、事前に講座を受講されるのがおすすめです。
受験に際して必要となるもの
●2つのメールアドレスが必要
a)連絡用メールアドレス
b)Googleアカウントに紐づいたメールアドレス
※a)がGoogleアカウントに紐づいていた場合は、b)はa)と同じメールアドレス
シンプルにGmailを1つ用意しておけばOKです。
2023年度以降の試験ではGoogleアナリティクス4に関する問題が出題されるため、ウェブ解析士協会公式サイトのGoogleアナリティクス4閲覧権限が割り当てられます。
Googleアナリティクス4を閲覧するためには、Googleのアカウントが必要となります。
割り当ては試験前には行われていますが、余裕をもってGoogleアナリティクス4に触ってみたい人は、Googleが提供する無料のデモアカウントで事前に触ってみることをおすすめします。
受験票について
入金確認・GA4の準備が整った後、受験票がメールにて送付されます。
試験合格の確認方法
試験結果(合否)は、試験終了後に画面上で確認できます。
試験受験用システムMoodle内で試験合格のデジタルバッチとウェブ解析士認定証が発行されます。
私は上級ウェブ解析士まで取得しましたが、ポータルのマイページ上にウェブ解析士⇒上級ウェブ解析士と、バッチが増えていきました。
最近では、ウェブ解析士協会がブロックチェーン検証機能のついたオープンバッジに力を入れており、今後ウェブ解析士の有資格者にオープンバッジが発行されるようです。
申し込み・受験の注意事項
インターネット接続が安定している環境で受験しましょう。
推奨ブラウザはGoogle Chromeです。
申し込み時にGoogleアカウントがない場合、お申し込み、入金いただいても試験を受けることはできず不合格になることがあるようなのでご注意ください。
時間帯によってインターネットが接続されにくいことがある方は、その時間は避けて受けた方がいいかと思います。
よくある質問(FAQ)
- ウェブ解析士の受験・維持にかかる費用は?
-
- 取得費用は最低22,000円~(⇒問題集購入や講座受講有無などで異なる)
- 資格の維持には年額6,600円(税込)が必要
取得費用は講座を受講されるかどうかによっても変わってきます。以下の記事にまとめておりますので、よければ参考ください。
あわせて読みたいウェブ解析士の受験費用はいくらかかる?受験パターン別の費用と維持費も解説
- もし不合格だった場合は再受験可能?
-
再受験可能です。
再試験は、不合格日から14日後に受験が可能となります。
初回試験と同じ年度内(1〜12月)に、2回目以降の試験で再試験が適用されます。
再試験費用は12,100円です。不合格の場合、割引用のクーポンコードがもらえるようです。
改めて申し込む際にクーポンコードを利用することで、割引が適用されます。
- いつ受験するのがおすすめ?
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カリキュラム(テキスト・講座内容・試験)が毎年1月に一新されます。そのため12月までに資格取得を完了するようなスケジュールで受験されることをおすすめします。
- 必要な学習時間、おすすめ勉強方法は?
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ウェブ業界の経験者は1~1.5ヵ月、ウェブ業界未経験者は2~4カ月が目安です。公式テキスト+公式問題集を中心に勉強を進め、余裕があればウェブ解析士認定講座を受けることをおすすめします。
詳しくは以下の記事で解説しておりますので、よければ参考ください。
あわせて読みたい【2024年版】ウェブ解析士の勉強方法・勉強時間は?|独学1.5ヵ月で一発合格したおすすめ学習法
- ウェブ解析士の難易度は?
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2023年度試験の平均合格率は92%であり、難易度はやさしめの資格です。合格率の過去推移などの詳細を以下の記事にまとめております。
あわせて読みたい【2024年版】ウェブ解析士とは?試験の難易度や合格率、受験対策を徹底解説
まとめ
ウェブ解析士認定試験は通年でほぼ常時開催されており、試験開始日は月2回です。
試験開始日は、申込・入金確認日によって決まります。
また、ウェブ解析士試験は試験開始日~14日間、いつでもどこでも受験可能です。
2024年度のウェブ解析士認定試験の日程はウェブ解析士協会公式HPで確認可能できます。
いつでも受けられるだけに、ついつい日程を決めずにズルズルいってしまうこともあります。
私のおすすめは、必要な学習時間から逆算して、先に日程を決めてしまうことです。
短期集中でモチベーションを維持しやすいためです。
ちなみに私はウェブ業界未経験(ブログを少しかじったことがある程度)でしたが、勉強時間1.5ヵ月(40時間学習)でチャレンジしました。
ということで、受験をお考えの方は、まずは受付中の日程を確認して「いつ合格をめざすか」を設定してみることとおすすめします。
みなさんのチャレンジを応援しています!
頑張ってください!
さっそく試験日程を見てみる
>>合格率UP・理解度向上をめざす方は、協会主催の講座がおすすめ
予算に余裕があればおすすめしたい講座です。(特に会社負担で受講できる方はおすすめ)
>>5万人超が受講したデジタルマーケティング資格「ウェブ解析士認定資格」
- 50,000人以上が受験
- デジタルマーケティングの実践的な知識を深く学べる
- GA4やSNS活用、Web広告など専門性の高いテーマを学べる講座も提供