【2023年版】ウェブ解析士の過去問は?⇒無いので公式問題集で受験対策を|上級ウェブ解析士が解説

ウェブ解析士の受験を考えて、「ウェブ解析士の過去問」をお探しになられる方もいらっしゃるかと思います。
結論から申し上げますと、ウェブ解析士の過去問は提供・販売されていません。

「え?じゃあどうやって問題演習したらいいの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
これも結論から言うと、ウェブ解析士協会の公式問題集があります。
基本はこの公式問題集を使って受験対策を進めていきます。
私は2022年に受験しましたが、公式問題集を2~3周して受験にのぞみ、その結果、91点/100点満点で合格することができました。
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ということで今回は、ウェブ解析士の受験対策として肝となる、公式問題集について紹介したいと思います。
また、当サイトではウェブ解析士の勉強方法やミニ模擬試験、問題の傾向など、受験を考える方向けのお役立ち情報を紹介していますので、興味がある方はぜひお越しくださいませ。
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【2023年版】ウェブ解析士認定試験公式問題集の概要

公式問題集の概要について紹介します。
既に2022年度に上級ウェブ解析士まで取得済みの私ですが、せっかくなので2023年版ウェブ解析士公式問題集を購入してみました。


厚みはエアコンのリモコンくらいです。
これ一冊で出題範囲をカバーできると思うと、比較的楽なイメージです。
公式問題集の概要
ウェブ解析士協会が発売する「ウェブ解析士 認定試験公式テキスト2023」に準拠した対策問題集です。
2023年度の試験リニューアルに伴う、基礎問題と応用問題の出題に対応しています。
索引込みで全319ページあります。
著者
公式問題集の著者はウェブ解析士協会カリキュラム委員会です。
試験を出題する協会そのものが著者です。

つまり、この問題集を解けるようになれば、必然的に合格できるはずです。
内容・構成
章立ては以下のとおりです。
- 第1章 ウェブ解析と基本的な指標
- 第2章 事業戦略とマーケティング解析
- 第3章 デジタル化戦略と計画立案
- 第4章 ウェブ解析の設計
- 第5章 インプレッションの解析
- 第6章 エンゲージメントと間接効果
- 第7章 オウンドメディアの解析と改善
- 第8章 ウェブ解析士のレポーティング
そして問題集の前半2/3くらいが基礎問題編、のこり1/3が応用問題編になっています。
応用問題は「実務で役立つ知識・スキルを測る」ためのものです。
テキストのどこかに答えがある問題ではなく、問題文や選択肢に書かれた状況を理解して、「より適切な回答」を選ぶ問題です。

2023年度の試験概要が発表されたときは、「GA4を実際に触りながら解く問題が多いのか?」と思いましたが、問題集を見る限りは、「GA4を触らなくても解ける問題」は結構あるようにみえます。
ちなみに、GA4関連は公式問題集の第7章に多く出題されていました。
GA4対策としては、第7章の理解を深めておくのがおすすめです。
公式問題集の価格
2,750円(税込)です。
Amazonや楽天で購入できます。
公式問題集のボリューム、所要時間は?

問題のボリューム
公式問題集に収録されている問題は以下のとおりです。
- 基礎問題編:各章(第1章~第8章)毎に12~18問=計138問
- 応用問題編:各章(第1章~第8章)3~8問=計50問
全部で188問です。

資格取得系の問題集としてはボリュームは少ない方だと思います。
所要時間
仮に1問平均5分かけるとすると、16時間ほどです。
実際のところ4択問題なので、5分かからないと思いますが、1周目はテキストを読み返しながら解くので平均5分で考えてみました。
問題集にはスキマ学習に便利なアプリ付き

公式問題集の購入者限定特典で、Webアプリ問題集が利用できます。
通勤時間など、ちょっとしたスキマ時間に勉強するのにちょうどよいので、とてもおすすめです。

私の場合、通勤時間が30分あったので、スマホでポチポチ問題を解いてました。
アプリの使い方
下記URLからからウェブ解析士認定試験公式問題集のページにアクセスし、特典欄から購入者向けの質問に回答することで利用できます。
https://book.impress.co.jp/books/1122101116

- 公式問題集のページへ
- 購入者限定特典ページへ進み、購入者向けの質問に答える
- ウェブアプリが利用可能に
【おすすめの進め方】アプリで問題を解き、間違った箇所を問題集の解説とテキストで振り返る
問題集を使った私のおすすめ勉強法は以下です。
①アプリで問題を解く⇒間違ったら問題集の掲載ページへ

通勤時間やお昼休憩などスキマ時間はアプリを使って、ドシドシ問題を解いていきます。
間違った問題は問題集の掲載ページを確認します。

お家やカフェなど、しっかりスペースを確保して勉強できるときは、問題集を開いて進めるもヨシです。
②問題集で間違った問題の解説を読む

問題集の解説を見て、なぜ間違ったのかを確認しましょう。

正答だけでなく、誤った選択肢がなぜ誤りだったか?も確認することで、誤りを消去法で消せる力も身につけましょう。
③公式テキストでさらに理解を深める

問題集には、公式テキストのどの範囲から出題されているか記載してあります。
間違った問題は理解を深めるために、公式テキストをさっと読み返しましょう。
④あとは繰り返すだけ

あとは①~③を繰り返し、問題集を2~3周すれば、かなり正答率が上がっていると思います。
ちなみにこの公式問題集ですが、誤答にパターンがあり、消去法で選択肢を絞れることがあります。
ウェブ解析士の本番試験でも共通する可能性がありますので、興味がある方は以下の記事をご参考ください。

【参考】ウェブ解析士主催のオンライン講座もある

「ウェブ解析士に合格する」ことだけが目的であれば、問題集とテキストを使った独学でも十分合格ラインをめざせると思います。
一方で、
「ウェブマーケティングについて理解をできるだけ深めたい」
「解析ツールの使い方を学んで実務に活かしたい」
という方は、
ウェブ解析士協会主催の講座を受けてみてもいいかと思います。
ウェブ解析士関連では、以下の2つの講座がおすすめです。

特に、Googleアナリティクスはアクセス解析の実務で必須とも言えるので、講座を通じて本格的に勉強してもいいと思います。
私自身が講座を受講したのは上級ウェブ解析士からですが、やはりその道に精通した講師の話を聞くのはとても刺激になります。
座学勉強では体験できない学びもあるので、予算に余裕のある方や、会社負担での受講が可能な方は、受講をぜひ検討してみて下さい。
※認定講座の日程・詳細は確認したい方は以下のボタンから公式HPへ飛べます。
【参考】合格体験・おすすめ学習法の紹介
こちらは、管理人が2022年に試験受験&合格した際の体験をまとめた記事です。
ご興味のある方は、ぜひ参考下さい。

次に、2023年度試験を受験&合格された方へのインタビューを元に、リアルな受験対策・試験の感想をまとめた記事です。よければこちらもぜひ参考下さい。

まとめ|過去問はないので問題集(+余裕があれば講座)で受験対策をしよう

ウェブ解析士には「過去問」がありませんので、ウェブ解析士協会の公式問題集をメインに受験対策を進めましょう。
公式問題集には購入者限定のWebアプリが用意されているので、スキマ学習にぜひ活用していきましょう。
間違った問題は、問題集の解説+公式テキストで振り返りながら、理解を深めていくのがおすすめです。
また、余裕があればウェブ解析士協会主催の講座で理解を深めるのもいいと思います。
合格率UPももちろんですが、何より実務に活かす上で役に立つはずです。
今回の記事は以上です。
みなさんの合格を祈念しています!
頑張ってください!
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