【2024年版】ウェブ解析士 テキストのおすすめは?どこで買う?|上級ウェブ解析士が解説
ウェブ解析士の受験を考えて、「ウェブ解析士のおすすめテキスト」をお探しになられる方もいらっしゃるかと思います。
また、「どこでどうやって買うのがよいのか?」迷われる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、
- ウェブ解析士のおすすめテキスト
- ウェブ解析士のテキスト購入方法
について、解説します。
結論から言うと、
ウェブ解析士協会が発行する最新年度の公式テキストを、ウェブ解析士協会公式HPから「PDF版」で購入する
のがおすすめです。
\最新のPDF版テキストをチェック/
ウェブ解析士の難易度について、まだ知らないという方は以下の記事も併せて参考いただければと思います。
>>ウェブ解析士の難易度・合格率は?勉強時間、受験対策を徹底解説
その他、また、当サイトではウェブ解析士の勉強方法やミニ模擬試験、問題の傾向など、受験を考える方向けのお役立ち情報を配信中ですので、興味がある方はぜひお越しくださいませ。
>>ウェブ解析士合格レポ|ウェブ解析士受験者のお役立ち情報サイト
それでは詳細をご紹介します。
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ウェブ解析士認定試験の概要
はじめに、ウェブ解析士認定試験の内容を振り返りましょう。
ウェブ解析士認定試験とは
「ウェブ解析」とは、ウェブサイトを軸にして定量的・定性的な行動データの解析からユーザーを理解し、事業の成果に貢献する技術です。
単なるアクセス解析の知識にとどまらず、マーケティングの広い知識、観測すべきKPIの設定、
事業にそくした現状分析および目標を達成するための計画立案など、多岐にわたる能力が求められています。
これを総合的に評価し、認定しているのが「ウェブ解析士認定試験」です。
2022年12月時点で52,000名を超える受験者がいます。
ウェブ解析士認定試験の出題範囲
ウェブ解析士認定試験の問題は、公式テキストの範囲内から出題されます。
参考までに公式テキストの目次は以下のとおりです。
各章の主な内容はこちらを参考ください。
- 第1章 ウェブ解析と基本的な指標
- 第2章 事業戦略とマーケティング解析
- 第3章 デジタル化戦略と計画立案
- 第4章 ウェブ解析の設計
- 第5章 インプレッションの解析
- 第6章 エンゲージメントと間接効果
- 第7章 オウンドメディアの解析と改善
- 第8章 ウェブ解析士のレポーティング
ウェブ解析の全体像を掴めるよう、体系的な構成となっています。
そのため、ウェブに触れたことがある方でも、公式テキストなしに初見で試験に合格するのは難しいと思います。
ウェブ解析士認定試験の実施形式
ウェブ解析士認定試験の実施形式は以下のとおりです。
- オンライン形式(いつでもどこでも受験可)
- 試験時間は90分
- 出題数は50問
- すべて4択形式
- Googleアナリティクス4(GA4)に関する問題も出題
- 公式テキスト、講座スライド、用語解説集、計算機など持ち込み受験可
特に重要なポイントは「4択問題」かつ公式テキストなどの持ち込みが可能であり、さらに試験時間が90分あるという点です。
試験時間が90分もあれば、テキストを見ながら解くことも可能です。2022年度までは試験時間60分でしたが、2023年度の改訂移行は試験時間が長くなり、これによりウェブ解析士の試験難易度は下がっています。
ウェブ解析士の受験にテキストは必要か?
ウェブ解析士を受験するにあたって、テキストはほぼ必須扱いです。
ウェブ解析士協会公式HPでは、以下のように案内されています。
Q. ウェブマーケティングは一般書籍で学んだので公式テキストは持っていませんが、受講や受験は可能ですか?
A.受講・受験は可能ですが、下記について、あらかじめご了承ください。
- 認定講座と試験は公式テキストの内容に沿って行われるため、必ず公式テキストで予習をしてから受講・受験してください。
公式テキストは一般書店のほか、ウェブ解析士協会の公式通販サイトまたはAmazon等で取り扱っております。- 試験には公式テキストの持ち込みも可能です。
「テキストを持ってなくても受講・受験は可能」と記載されつつも、「あらかじめ予習してから受講・受験してください」とあります。
また、ウェブ解析士認定試験の特徴である、「テキスト持ち込み可」という点を踏まえても、公式テキストは必ず持っておいた方がよいでしょう。
わからない問題を公式テキストで調べながら解ける、という点は合格をめざす方にとって心強いですね。
ウェブ解析士 テキストのおすすめは?
ウェブ解析士認定試験に対応したテキストは、ウェブ解析士協会が発行する公式テキスト一択です。
年に1回リニューアルされるので、最新のテキストを購入するようにしましょう。
テキストに選択の余地がないのは、わかりやすくていいですね。
公式テキストの種類は?
公式テキストですが、媒体としては以下の3つから選べます。
- PDF版(←圧倒的おすすめ)
- プリントオンデマンド版
- Kindle版(電子書籍)
管理人としては、PDF版がおすすめです。
理由としては、
- カラーでみやすい
- 試験中に検索しやすい
この2点を満たすからです。
ウェブ解析士公式テキスト(2024年版)の内容は?
2024年12月14日に出版された「ウェブ解析士認定試験のテキスト」の内容は以下のとおりです。
デジタル化戦略、KPI設計、広告予算の考え方や計算、ソーシャルメディアやオウンドメディアの解析手法、レポーティング作成など、ウェブ解析やデジタルマーケティングの基礎的な知識を幅広く学ぶことができる内容になっています。
第1章 ウェブ解析と基本的な指標
ウェブ解析士としてデジタルマーケティングを実践していくうえで大切な、日本のマーケティングの変遷、ウェブ解析の意義、基本的な指標、法律・ポリシーを学びます。
第2章 事業戦略とマーケティング解析
環境分析(ユーザー分析、市場分析、競合分析、自社分析)、新しい事業戦略やマーケティングの概念などを学びます。
第3章 デジタル化戦略と計画立案
事業戦略に基づいたデジタル化戦略の展開方法としてウェブ解析士協会が提唱するMELSAモデルを紹介します。またKGI、KSF、KPIについて学びます。
第4章 ウェブ解析の設計
事業戦略から導き出された施策が計画どおりに進んでいるかを計測で確認する手法や、またGoogleタグマネージャーやGA4などの実装や設定などを学びます。
第5章 インプレッションの解析
ウェブサイトに訪問する前にユーザーが訪れたメディア(広告、メルマガ、自然検索など)の分析や改善方法、広告予算の考え方や計算方法などを学びます。
第6章 エンゲージメントと間接効果
エンゲージメントとソーシャルメディアの運用方法や解析を学びます。
第7章 オウンドメディアの解析と改善
GA4やヒートマップツールなどを使ったオウンドメディアの解析と改善方法、またEFOやLPO、A/Bテストなどを学びます。
第8章 ウェブ解析士のレポーティング
「相手に伝わり、相手を動かすレポート」を作るポイントと表現方法、およびウェブ解析における統計基礎などを学びます。
ウェブ解析士の公式テキストはどこで買える?
公式テキストは、
- ウェブ解析士協会公式HP(PDF版)
- Amazon(Kindle版またはプリントオンデマンド版)
のどちらかで購入可能です。
ただ、おすすめはPDF版になりますので、ウェブ解析士協会公式HPから購入することをおすすめします。
公式テキスト(PDF版)の購入方法
パソコンの場合を例に購入方法を簡単に紹介します。
1.ウェブ解析士協会公式HP右上メニュー「ウェブ解析士とは」のカテゴリから「公式テキスト2023」をクリックします。
2.「PDF版テキストを購入」をクリックし、専用購入画面から購入します。
3.支払い方法を選択して購入します。
支払いはクレジットカードもしくはPaypal,及び銀行振込となります。
公式テキストの値段はいくら?
価格は以下のとおりです。
- PDF版:4,400円(税込)
- Kindle版:4,400円(税込)
- プリントオンデマンド版:8,800円(税込)
結構いい値段がしますが、ウェブマーケティング業界をとりまく最新の動向もキャッチアップしつつ、体系的によくまとまった書籍なので、管理人は必要経費と思って割り切りました!
【参考】おすすめの学習方法は?
公式問題集と公式テキストを中心とした学習がおすすめです。
こちらは、管理人が2022年度試験で、実際に受験&合格した際の体験をまとめた記事です。
ご興味のある方は、ぜひ参考下さい。
次に、2023年度試験を受験&合格された方へのインタビューを元に、リアルな受験対策・試験の感想をまとめた記事です。よければこちらもぜひ参考下さい。
おまけですが、ウェブ解析士の公式問題集を元に、本サイトにて「誤答の傾向」を分析してみた記事です。
まとめ
今回の記事では、ウェブ解析士のおすすめテキスト・購入方法について紹介しました。
まとめは以下のとおりです。
- テキストはウェブ解析士協会の公式テキスト一択
- PDF版がおすすめ
- PDF版の購入はウェブ解析士協会公式HPから
これは管理人の個人的な意見ですが、実はこの公式テキスト、3C分析や4P分析など企業活動において役に立つフレームワーク等もよくまとめられていて、ウェブ解析士の試験以外でも役立ちます。
合格するだけを目的とするなら、出番が少なくなってしまいますが、せっかく購入するならぜひ一度じっくり読んでみることをおすすめします。
また、ウェブ解析士を受験するにあたっては、まず「いつ受験するか?」を決めてしまってから計画的な学習を進めていく形がおすすめです。
最近は難易度も下がって、1か月もあれば十分合格を狙えるになっていますし、モチベーションを維持しやすい短期集中型がいいと思います。
今回の記事は以上です。
みなさんの合格を祈念しています!
頑張ってください!
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