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ウェブ解析士はいらない?役に立たない?と言われる4つのデメリットを現役ウェブ解析士が解説

ウェブ解析士がいらない・役に立たないと言われる理由_アイキャッチ画像
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Webマーケティング関連資格として「ウェブ解析士」の人気が年々高まっておりますが、取得してみようかな?と思って色々調べてみると、

  • ウェブ解析士はいらない
  • ウェブ解析士は役に立たない

といったキーワードが、検索のおすすめに出てくることがあります。

こんなワードが出てくると、「受験しない方がいいのかな?」と考えてしまいますよね。

そこでこの記事では、実際にウェブ解析士を取得した管理人が、自身の受験・合格体験も交えて、「ウェブ解析士がいらない」といった声がなぜ出てくるかを解説したいと思います。

最初に、上級ウェブ解析士でもある私なりの見解をお伝えしておくと、たしかにウェブ解析士取得のメリットについて賛否両論の意見があることは理解できるものの、取得の価値は十分あると思っています。

実際、私自身は上級ウェブ解析士まで取得しましたが、お世辞抜きにキャリアの幅が大きく広がり、年収面もかなりUPしました。

>>上級ウェブ解析士を取得したら人生変わった話

特に、「ウェブマーケティングの基礎知識について学びたい」という方にとっては、「体系的な基礎知識」の習得という観点で、入り口として非常におすすめしやすい資格です。

ウェブ解析士の難易度や勉強時間、基本的な受験対策については以下の記事に詳しくまとめておりますので、併せてご参考ください。

>>ウェブ解析士の難易度・合格率は?勉強時間、受験対策を徹底解説

それでは詳細を解説します!

eita
eita
上級ウェブ解析士
Profile
ウェブ解析士合格レポ管理人。事業会社に勤めながら副業制度を活用してウェブマーケティングに携わっています。
本業は元々ウェブ解析と縁遠かったものの、最近では本業でもウェブ集客にアサインされるように。
Google Analyticsとラッコキーワードを愛用し、キーワード戦略に思いを巡らすのが至福の時

・2022年1月 ウェブ解析士取得を決意
・2022年2月 ウェブ解析士取得
・2022年6月 上級ウェブ解析士取得
この記事はこんな方におすすめ
  • ウェブ解析士の資格取得を考えている方
  • ウェブ解析士取得のデメリットを知りたい方
  • ウェブマーケティングを学びたいとお考えの方

この記事の結論
  • ウェブ解析士がいらないと言われる理由は、難易度が高くない民間資格(更新費用あり)であるから
  • ウェブマーケティング業界に飛び込んだばかりの方には、「体系的な基礎知識」の習得という観点でおすすめできる
  • ウェブマーケティングの実践的なスキルを本格的に学びたいならウェブマーケティングスクールの方がおすすめ

>> 6万人超が受講したデジタルマーケティング資格「ウェブ解析士認定資格」

  • 60,000人以上が受験
  • デジタルマーケティングの実践的な知識を深く学べる
  • GA4やSNS活用、Web広告など専門性の高いテーマを学べる講座も提供

ウェブ解析士がいらないと言われる4つの理由

なぜウェブ解析士がいらないと言われるのか?

ウェブ解析士は、一般社団法人 ウェブ解析士協会が運営する民間の資格です。

事業の成功においてウェブマーケティングが欠かせない時代になってきており、ウェブマーケティングに関する知識・ノウハウの習得が求められる中で、資格取得という切り口で学べる点は有効だと思います。

では、早速ですが、そんな「ウェブ解析士」が、いらない、役に立たないと言われる理由を紹介していきます。

理由①国家資格ではなく民間資格であるから

ウェブ解析士がいらないと言われる理由_民間資格である

まず、ウェブ解析士は民間資格です。

資格の種類は大きく以下の3つに分かれます。

  • 国家資格:国が認めた資格で民間資格に比べて社会的な信頼性や信用性が高く、法律で定められているものであるため、難易度も高い資格ばかり
  • 公的資格:国家資格に準ずる資格で、官庁や大臣が認定する資格
  • 民間資格:団体や企業が試験を行って認定する資格のことをさします。難易度はまちまちで、社会のニーズにあった資格が多く需要がある
eita
eita

ウェブ解析士はこの内、「民間資格」に分類されます。

国家資格の場合、業務における必要性や難易度の高さから、様々な面で信頼度が高い資格となっています。

一方で民間資格は極論、「無い場合に支障をきたす」ことはほとんどなく、実務レベルが伴っていれば不要な資格です。

よって、「ウェブ解析士の資格がないと業務ができない!」なんてことにはなりませんので、不要な理由の一つとしてよく挙げられています。

理由②昇格・転職で圧倒的に有利に働くほどの難易度ではない

ウェブ解析士がいらないと言われる理由_転職や昇格に圧倒的に有利なものではない

ウェブマーケティング初級者向けの入門資格に位置付けられるため、難易度は決して高くなく、2024年度試験の平均合格率は85%もあります。

あわせて読みたい
【2025年最新版】ウェブ解析士とは?難易度や合格率、受験対策を徹底解説
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また、昔よりは認知度も上がってきたものの、世間一般的にはまだ認知度は低いです。

ウェブ解析士を持っていることで、

  • 「この人はウェブに関する興味関心を持っている人なんだ」
  • 「資格取得にチャレンジする、モチベーションの高い人だ」

といった印象を与えることはできると思いますが、だからといって昇格・転職に圧倒的に有利に働くというレベルではないでしょう。

eita
eita

もちろん何も持ってないよりは、資格を持ってる方が好印象なのはまちがいないです!

ウェブ解析士の転職市場における価値や、キャリアアップにおける活かし方については、以下の記事に詳しくまとめておりますので、併せて参考ください。

あわせて読みたい
ウェブ解析士は転職・求人市場で有利?ウェブ解析士を活かしたスキル・キャリアアップを解説
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理由③ウェブマーケティングの実技習熟メインに学ぶなら物足りない

ウェブ解析士がいらないと言われる理由_実技習熟が目的なら物足りない

ウェブ解析士はウェブマーケティングの基礎知識を体系的に学んだり、Googleアナリティクスを使った解析のイメージを掴むうえでは役立つ資格です。

一方で、実践的なスキルをメインとした資格ではないので、転職や本格的なスキルアップを目的とした実技習熟をしたいのであれば物足りない、と思います。

筆者も事業会社の中で、ウェブ周りを触るようになってから改めて気づきましたが、実務を行う上では、

  • SEO対策
    ⇒被リンクやサイテーションといった外部対策、テクニカルSEOやコンテンツSEOといった内部施策
  • ウェブ広告運用
    ⇒Google広告やSNS広告、ディスプレイ広告等の運用

といった、売り上げにつなげるための、より実践的なスキルの習得が必要です。

こうしたかなり実践的なスキルを身に着けることが目的であれば、最後に紹介するようなウェブマーケティングに特化したスクールの受講が有効だと思います。

理由④更新費用がかかる

ウェブ解析士がいらないと言われる理由_更新費用がかかる

ウェブ解析士の資格有効期限は毎年12月までです。

翌年も資格を維持するためには、

  • フォローアップテストへの合格
  • 年会費6,600円(税込)の支払い

以上2つの条件を満たして、会員資格を更新する必要があります。

資格更新のメリットとして、

  1. ウェブ解析士公式テキストPDF版を無料でダウンロードできる
  2. 会員向けの割引優待がある(ウェブ関連の講座受講など)
  3. 会員間の交流が可能
  4. 「ウェブ解析士」を名乗れる
  5. 上位資格(上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスター)を受験可能

といったものがありますが、年会費を支払う価値があるかどうか、天秤にかけて考える必要があります。

eita
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ウェブ関連の技術は日進月歩で進んでいくので、それに伴って毎年テキストが更新されて学べる点は有難いと思います。

管理人自身は、上位資格にチャレンジしたかったのと、更新費用を会社負担にできたので年会費は特に気になりませんでした。

学ぶキッカケとして資格取得にチャレンジされる方や、会員であることにメリットを感じない方もいらっしゃると思います。

そうした方にとっては、資格取得後に更新しない、という考えもあると思います。

ウェブ解析士の取得費用も含めたトータルコストについては以下の記事にまとめておりますので、よければ参考下さい。

>>ウェブ解析士の受験費用はいくらかかる?受験パターン別の費用と維持費も解説

それでもウェブ解析士受験をおすすめできるのはこんな人

では、ウェブ解析士に取得メリットがないか?というと私はそう思いません。

いまやウェブマーケティングなしに商品の販売戦略を立てることは難しいですし、これからますますウェブの重要度は高まると思います。

そうした中で、社内のチームメンバーや、パートナー企業、委託先の企業とウェブ関連の業務を行う中で、「一定の教養」「共通言語」を持って取り組む方が、円滑に業務を進められると思っています。

そうした意味で、以下のような方にはウェブ解析士の取得をおすすめできます。

ウェブマーケティング業界に飛び込む方

ウェブマーケティングにおいて必須となる基礎知識を学べる入門資格なので、この資格を取得するだけで、スキルの立ち上がりが加速すると思います。

eita
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早く力をつけて、同期やライバルに差をつけちゃいましょう。

ウェブマーケティング関連部門に異動になった人

全然畑違いの分野から配置されると、「何言ってるかわからん…!」からスタートすると思います。

部署の仲間やパートナー企業、委託先企業さんとの「共通言語」を持つということはとても大事なので、資格取得を通じて理解を深めてみるのもありだと思います。

eita
eita

学習期間的にも2~3ヵ月あれば十分狙える資格ですので、早く戦力になりたいという方にはおすすめです。

会社でウェブ関連資格取得が推奨されている方

大手企業を中心に「デジタル人材の育成」に力を入れており、そのなかでウェブマーケティング関連資格の取得が推奨されるケースも出てきております。

特にメーカーや製造系など、どちらかというと日本でモノづくりが盛んな時代に大きくなった企業にとって、ウェブ関連分野の人材不足は課題となっています。

いまやほとんどの商品で集客チャネルとしてウェブは欠かせませんし、自社の主軸分野とは別にウェブ関連分野の理解を深めることで、人材として重宝されることもあるでしょう。

eita
eita

ちなみに、私が受験した理由は勤める会社の「デジタル人材の育成施策」です。

管理人の勤める企業では、いくつかデジタル系の推奨資格が定められていて、会社負担で受験することができました。

推奨といいつつ、何か取らねばならんという感じでして、比較的難易度が低いウェブ解析士を選びました。

実際受けてみて、難易度的には初心者向けで、長らく資格取得にトライしていなかった私でもチャレンジしやすい入門系の資格でした。

eita
eita

短期集中で合格をめざせるので、いままで資格取得したことない人も、入口としてとっつきやすいレベル感です。

受験前は「何か取らなきゃ」という気持ちで始めたものの、ウェブ解析士の資格を取得した後は、久々に得た達成感や好奇心から、上級ウェブ解析士にチャレンジしたり、さらに他のベンダ資格も複数取得したりと一気にエンジンがかかりました。

思いもよらぬ収穫でしたが、ウェブ解析士を受験したことがきっかけで、自身のスキルアップの幅を広げることができました。

「学びなおし」、「リスキリング」といった言葉も少し流行ってきているかと思いますが、そんな機会作りにもウェブ解析士は有効だと思います。

まとめ

今回はウェブ解析士がいらない、役に立たないと言われる理由(デメリット)を紹介しました。

理由として、

  • 国家資格ではなく、民間資格である
  • 昇格・転職に圧倒的に優位になるほどの難易度でない
  • ウェブマーケティングの実技習熟メインに学ぶなら物足りない
  • 更新費がかかる

以上の4つを挙げました。

一方で、万人にとって不要な資格ということではなく、ウェブマーケティングの基礎を体系的に学ぶ上で、入り口として十分おすすめできる資格です。

資格取得において『何を求めるか』で人それぞれの考え方があると思いますが、私自身としては、『取ってよかった』と思える資格でした。

eita
eita

私はもっと勉強したいと思って上級ウェブ解析士まで取得しちゃいました!

ぜひ、みなさんのキャリアや目的にあった手法でチャレンジしてみてください。

みなさんのチャレンジを応援しております!

>>まずはウェブ解析士認定試験の日程を確認

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ウェブ解析士認定講座
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ウェブ解析士合格レポ管理人。事業会社に勤めながら副業制度を活用してウェブマーケティングに携わっています。
本業は元々ウェブ解析と縁遠かったものの、最近では本業でもウェブ集客にアサインされるように。
Google Analyticsとラッコキーワードを愛用し、キーワード戦略に思いを巡らすのが至福の時

・2022年1月 ウェブ解析士取得を決意
・2022年2月 ウェブ解析士取得
・2022年6月 上級ウェブ解析士取得
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