【2024年版】ウェブ解析士の過去問は?⇒無いので公式問題集で受験対策を|上級ウェブ解析士が解説
ウェブ解析士の受験を考えて、「ウェブ解析士の過去問」をお探しになられる方もいらっしゃるかと思います。
結論から申し上げますと、ウェブ解析士の過去問は提供・販売されていません。
「え?じゃあどうやって問題演習したらいいの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
これも結論から言うと、ウェブ解析士協会の公式問題集があります。
基本はこの公式問題集を使って受験対策を進めていきます。
私は2022年に受験しましたが、公式問題集を2~3周して受験にのぞみ、その結果、91点/100点満点で合格することができました。
ということで今回は、ウェブ解析士の受験対策として肝となる、公式問題集について紹介したいと思います。
ウェブ解析士の難易度や勉強時間、基本的な受験対策については以下の記事にまとめておりますので、併せてご参考ください。
>>ウェブ解析士の難易度・合格率は?勉強時間、受験対策を徹底解説
現在受験可能な日程を見てみる
【2024年版】ウェブ解析士認定試験公式問題集の概要
公式問題集の概要について紹介します。
こちらの写真は2023年版ウェブ解析士公式問題集(全319ページ)ですが、エアコンのリモコンくらいの厚さです。
これ一冊で出題範囲をカバーできると思うと、比較的楽なイメージです。
ウェブ解析認定試験 公式問題集の概要
ウェブ解析士協会が発売する「ウェブ解析士 認定試験公式テキスト」に準拠した対策問題集です。
著者
公式問題集の著者はウェブ解析士協会カリキュラム委員会です。
試験を出題する協会そのものが著者です。
つまり、この問題集を解けるようになれば、必然的に合格できるはずです。
内容・構成
章立ては以下のとおりです。
■基礎問題編
- 第1章 ウェブ解析と基本的な指標
- 第2章 事業戦略とマーケティング解析
- 第3章 デジタル化戦略と計画立案
- 第4章 ウェブ解析の設計
- 第5章 インプレッションの解析
- 第6章 エンゲージメントと間接効果
- 第7章 オウンドメディアの解析と改善
- 第8章 ウェブ解析士のレポーティング
- GA4実践問題 ★2024年度版より追加
■応用問題編
- 応用問題の解き方
- 第1章 ウェブ解析と基本的な指標
- 第2章 事業戦略とマーケティング解析
- 第3章 デジタル化戦略と計画立案
- 第4章 ウェブ解析の設計
- 第5章 インプレッションの解析
- 第6章 エンゲージメントと間接効果
- 第7章 オウンドメディアの解析と改善
- 第8章 ウェブ解析士のレポーティング
2023年度版の公式問題集と比較して、2024年版公式問題集の各章の内容・構成は変わっておりませんが、GA4実践問題が追加されています。
実際の試験においては、ウェブ解析士協会から発行されるGoogleアナリティクス(GA4)の閲覧権限を使って解く、GA4の実技問題が出題されるのですが、2023年版の公式問題集では実技問題の演習がありませんでした。
おそらく2023年度試験において、実技問題の解き方がわからなかった方が一定数出たため、2024年版公式問題集においてはその点をカバーしたのではないかと思います。
2023年度受験者に聞いたところ、「GA4の実際の管理画面を見て解く問題が出題されてびっくりした。管理画面を見たことがなかったので焦った」という方がいらっしゃいました。
GA4対策としては第7章の理解を深め、GA4の閲覧権限を使って実際の管理画面を見ながら実践問題を解いておくことをおすすめします。
本サイトでもGA4実践問題対策について以下の記事でまとめておりますので、併せて参考下さい。
>>ウェブ解析士のGA4実践問題対策|ログイン方法からレポートの見方・操作方法を解説(画像付き)
公式問題集の価格
2,860円(税込)です。
Amazonや楽天で購入できます。
公式問題集のボリューム、所要時間は?
問題のボリューム
2024年版公式問題集に収録されていた問題は以下のとおりです。
- 基礎問題編:各章(第1章~第8章)毎に18問=計138問
- GA実践問題:4問
- 応用問題編:各章(第1章~第8章)3~8問=計50問
全部で192問です。
所要時間
仮に1問平均5分かけるとすると、16時間ほどです。
実際のところ4択問題なので、5分かからないと思いますが、1周目はテキストを読み返しながら解くので平均5分で考えてみました。
問題集にはスキマ学習に便利なアプリ付き
公式問題集の購入者限定特典で、Webアプリ問題集が利用できます。
通勤時間など、ちょっとしたスキマ時間に勉強するのにちょうどよいので、とてもおすすめです。
私の場合、通勤時間が30分あったので、スマホでポチポチ問題を解いてました。
アプリの使い方
下記URLからからウェブ解析士認定試験公式問題集のページにアクセスし、特典欄から購入者向けの質問に回答することで利用できます。
https://book.impress.co.jp/books/1123101069
- 公式問題集のページを閲覧
- 購入者限定特典ページへ進み、購入者向けの質問に答える
- ウェブアプリが利用可能に
【おすすめの進め方】アプリで問題を解き、間違った箇所を問題集の解説とテキストで振り返る
問題集を使った私のおすすめ勉強法は以下です。
①アプリで問題を解く⇒間違ったら問題集の掲載ページへ
通勤時間やお昼休憩などスキマ時間はアプリを使って、ドシドシ問題を解いていきます。
間違った問題は問題集の掲載ページを確認します。
お家やカフェなど、しっかりスペースを確保して勉強できるときは、問題集を開いて進めるもヨシです。
②問題集で間違った問題の解説を読む
問題集の解説を見て、なぜ間違ったのかを確認しましょう。
正答だけでなく、誤った選択肢がなぜ誤りだったか?も確認することで、誤りを消去法で消せる力も身につけましょう。
③公式テキストでさらに理解を深める
問題集には、公式テキストのどの範囲から出題されているか記載してあります。
間違った問題は理解を深めるために、公式テキストをさっと読み返しましょう。
④あとは繰り返すだけ
あとは①~③を繰り返し、問題集を2~3周すれば、かなり正答率が上がっていると思います。
ちなみにこの公式問題集ですが、誤答にパターンがあり、消去法で選択肢を絞れることがあります。
ウェブ解析士の本番試験でも共通する可能性がありますので、興味がある方は以下の記事をご参考ください。
【参考】ウェブ解析士主催のオンライン講座もある
「ウェブ解析士に合格する」ことだけが目的であれば、問題集とテキストを使った独学でも十分合格ラインをめざせると思います。
一方で、
「ウェブマーケティングについて理解をできるだけ深めたい」
「解析ツールの使い方を学んで実務に活かしたい」
という方は、
ウェブ解析士協会主催の講座を受けてみてもいいかと思います。
ウェブ解析士関連では、以下の2つの講座がおすすめです。
特に、Googleアナリティクスはアクセス解析の実務で必須とも言えるので、講座を通じて本格的に勉強してもいいと思います。
私自身が講座を受講したのは上級ウェブ解析士からですが、やはりウェブマーケティングのプロである講師の話を聞くのはとても刺激になります。
座学勉強では体験できない学びもあるので、予算に余裕のある方や、会社負担での受講が可能な方は、受講をぜひ検討してみて下さい。
※認定講座の日程・詳細は確認したい方は以下のボタンから公式HPへ飛べます。
【参考】合格体験・おすすめ学習法の紹介
こちらは、管理人が2022年に試験受験&合格した際の体験をまとめた記事です。
ご興味のある方は、ぜひ参考下さい。
次に、2023年度試験を受験&合格された方へのインタビューを元に、リアルな受験対策・試験の感想をまとめた記事です。よければこちらもぜひ参考下さい。
まとめ|過去問はないので問題集(+余裕があれば講座)で受験対策をしよう
ウェブ解析士には「過去問」がありませんので、ウェブ解析士協会の公式問題集をメインに受験対策を進めましょう。
公式問題集には購入者限定のWebアプリが用意されているので、スキマ学習にぜひ活用していきましょう。
間違った問題は、問題集の解説+公式テキストで振り返りながら、理解を深めていくのがおすすめです。
また、余裕があればウェブ解析士協会主催の講座で理解を深めるのもいいと思います。
合格率UPももちろんですが、何より実務に活かす上で役に立つはずです。
今回の記事は以上です。
みなさんの合格を祈念しています!
頑張ってください!
さっそく試験日程を見てみる
>>合格率UP・理解度向上をめざす方は、協会主催の講座がおすすめ
予算に余裕があればおすすめしたい講座です。(特に会社負担で受講できる方はおすすめ)
>>5万人超が受講したデジタルマーケティング資格「ウェブ解析士認定資格」
- 50,000人以上が受験
- デジタルマーケティングの実践的な知識を深く学べる
- GA4やSNS活用、Web広告など専門性の高いテーマを学べる講座も提供
>>ウェブ解析士の受験に役立つ情報が満載!! ⇒ウェブ解析士合格レポTOPへ