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【画像付き】Googleアナリティクス(GA4) のレポートの見方をデモアカウントで解説|ウェブ解析士の受験対策

ウェブ解析士認定試験_Googleアナリティクス4対策_レポートの見方
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2023年度のウェブ解析士認定試験から出題範囲に新たに加わった、Googleアナリティクス(GA4)について、基本的なレポートの見方を、デモアカウントを使って解説します。

2023年度の大型リニューアルで、より実務を意識した試験になったわけですが、Googleアナリティクス4(GA4)を触ったことが無い人にとっては、「え…むずかしそう」と思われてしまうかもしれません。

eita
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でも実は、触ってみると意外にわかるもんです。

逆に、全く触れずに受験するのは、合格の可能性が低くなってしまうのでおすすめしません。

ということで今回は、事前にGoogleアナリティクス4に慣れておくことで合格率を高められるよう、

Googleアナリティクス(GA4) 初心者の方向けに、

  • 無料のデモアカウントを使って
  • 画像を交えてわかりやすく
  • レポートの見方(重要な指標の意味/確認方法

 を解説します。

ウェブ解析士認定試験におけるGA4実践問題の対策については、以下の記事で詳しくまとめておりますので、こちらもぜひ参考ください。

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また、ウェブ解析士受験の基本的な勉強方法、学習時間については、以下の記事で紹介しております。よければ併せて参考ください。

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その他、Googleアナリティクス(GA4)講座の受講をお考えの方は、以下の記事を参考ください。

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それでは、詳細を解説します。

この記事はこんな方におすすめ
  • ウェブ解析士の資格取得を考えている方
  • Googleアナリティクス4(GA4)を触ったことが無い方
  • ウェブ解析士の受験で実技面に不安を感じている方

Googleアナリティクス(GA4)のレポートの見方を押さえよう

ウェブ解析をしているイラスト

Googleアナリティクス4(GA4)にはいろんな機能がありますが、ここではウェブ解析士認定試験で問われそうな、レポートの見方に絞り込んで解説します。

eita
eita

レポートの見方を押さえることで、

  • どんな人が(=ユーザー)
  • どこからやってきて(=集客)
  • サイト上で何をした?(=行動)

といったことがわかるようになります。

ご自身でサイトやブログをお持ちでない方向けに、Googleの提供する無料のデモアカウントを使いながら解説します。

本記事を見ながらデモアカウントを使って、ぜひご自身の手で実際に触ってみて下さい。

Google アナリティクス4のデモアカウントを設定されてない方は、まず以下の記事を参考に、初期設定を済ませてから本記事をご覧ください。

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Googleアナリティクス(GA4)でよく使われるレポート・用語

Googleアナリティクス4でよく使われるレポート・用語

よく使われるレポート

Googleアナリティクス(GA4)でよく使われるレポートは以下の4つです。

レポート何が分かる?
ユーザー属性ユーザーの属性(国、市町村、性別、年齢等)
テクノロジーユーザーの閲覧環境(デバイス、ブラウザ等)
集客ユーザーの流入経路(検索、広告、SNS、ダイレクト等)
エンゲージメントユーザーの行動(ページビュー、クリック、スクロール等)

レポートでよく使われる用語の意味

レポートの中でよく使われる用語について紹介しておきます。

用語意味
ユーザーウェブサイトに訪問したユーザー数のことです。
新規ユーザー:初めてウェブサイトにアクセスしたユーザー
リピーター:2回以上ウェブサイトにアクセスしたユーザー
表示回数ウェブページが表示された回数のことです。
セッション一定期間中に、ウェブサイト訪問から離脱までの一連の流れが何回あったかを指します。訪問から離脱までの一連の流れをセッション数1としてカウントされます。
イベントページ閲覧やクリック、スクロール等ユーザーが起こしたアクションを指します。
コンバージョン商品購入や資料請求などウェブサイトの目的が達成されることを指します。
エンゲージメントユーザーの行動(ページビュー、クリック、スクロール等)を指します。

ではここからは、各レポートについて、デモアカウントの画面キャプチャを交えながら解説していきます。

ユーザー属性レポート

Googleアナリティクス4_ユーザー属性レポートの見方

ユーザー属性レポートでは、ウェブサイトを訪問したユーザーの情報を知ることができます。

ユーザー属性の種類

年齢、地域、言語、性別、興味関心など

ユーザーの情報を知ることで、以下のような情報を得るのに役立ちます。

  • どの地域のユーザーが自社の商品やサービスに関心を持っているか?
  • 自社のウェブサイトを見てくれているのはどんな人(性別や年齢層)か?
  • 自社のウェブサイトを見てくれている人はどんなことに関心を持っているか?
eita
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実業務でウェブマーケティングをする方にとっては、とっても重要な情報ですよね。

では、デモアカウントで実際に見てみましょう。

ユーザー属性レポートを見る場合、Googleアナリティクス4の左側メニューから、

「レポートアイコン」「ユーザー」「ユーザー属性」「ユーザー属性サマリー」の順で表示させます。

Googleアナリティクス4_メニュー_ユーザー属性サマリーの設定

設定はこれだけです。

完了すると、ユーザー属性サマリーが以下のように表示されます。

Googleアナリティクス4のユーザー属性サマリー画像

このサマリーは右上の期間の集計データを元に表示されます。

集計期間の設定

今日、昨日、先週、過去7日間、過去30日、過去90日などさまざまな範囲で設定できます。

また、「カスタム」から任意の期間で設定することも可能です。

eita
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では、ユーザー属性サマリー画面の①~⑦について、具体的に何を分析できるのかを紹介します。

①国

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_国

サイトを訪問したユーザー数の国別上位が表示されます。

さらに、右下の「国を表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス_ユーザー属性_国詳細

詳細画面を確認することで、

  • 国別のユーザー数・推移
  • 国別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

eita
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Googleのサイトだけあって、圧倒的に「United States(=アメリカ)」が多いですね。2位が「India(=インド)」なのは意外だなー、とかこんなことがわかります。

②リアルタイム

Googleアナリティクス_ユーザー属性_リアルタイム

過去 30 分間にサイトを訪れたユーザー数(国別上位)と、1分あたりのユーザー数推移を確認できます。

さらに、右下の「リアルタイムを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_リアルタイム詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • (A)過去30分のユーザー数(1分あたりユーザー数推移/デバイス比率)
  • (B)ユーザー数(参照元別)
  • (C)ユーザー数(オーディエンス別)
  • (D)表示回数(ページタイトル別)
  • (E)イベント数(発生したイベント名別)
  • (F)コンバージョン(イベント名別)
  • (G)ユーザー数(ユーザープロパティ別)

③市町村

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_市町村

サイトを訪問したユーザーの市町村(サイトアクセス時)上位が表示されます。

さらに、右下の「都市を表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_市町村詳細

都市の詳細画面を確認することで、

  • 市町村別のユーザー数・推移
  • 市長村別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

④性別

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_性別

サイトを訪問したユーザーの性別比率が表示されます。

さらに、右下の「性別を表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_性別詳細

性別の詳細画面を確認することで、

  • 性別別のユーザー数・推移
  • 性別別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

eita
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例えば、女性をターゲットにした商品の紹介ページで、「本当に女性がサイトを訪れているか?訪れた女性が商品を購入してくれているか?」といった確認ができます。

⑤インタレスト カテゴリ

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_インタレストカテゴリ

サイトを訪問したユーザーの関心が高いカテゴリとユーザー数が表示されます。

さらに、右下の「インタレストカテゴリを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_インタレストカテゴリ詳細

インタレストカテゴリの詳細画面を確認することで、

  • インタレストカテゴリ別のユーザー数・推移
  • インタレストカテゴリ別のエンゲージメント、コンバージョン数、収益指標

といった解析が可能です。

eita
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例えば上位に来ている「Shoppers/Value Shoppers」「買い物好き/節約志向」な人です。

例えば、節約志向な方をターゲットにした商品であれば、本当にターゲットがサイトを訪れ、購買に繋がっているか?を確認できます。

⑥年齢

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_年齢

サイトを訪問したユーザーの年齢層とユーザー数が表示されます。

さらに、右下の「年齢層を表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_年齢詳細

年齢層の詳細画面を確認することで、

  • 年齢層別のユーザー数・推移
  • 年齢層別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

eita
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例えば、30~40代をターゲットにした商品の紹介ページで、「本当に30~40代がサイトを訪れているか?訪れた30~40代のユーザーが商品を購入してくれているか?」といった確認ができます。

⑦言語

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_言語

サイトを訪問したユーザーの言語が表示されます。

さらに、右下の「言語を表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_ユーザー属性_言語詳細

言語の詳細画面を確認することで、

  • 言語別のユーザー数・推移
  • 言語別のエンゲージメント、コンバージョン数、収益指標

といった解析が可能です。

テクノロジーレポート

Googleアナリティクス4_テクノロジーレポートの見方

テクノロジーレポートでは、ウェブサイトを訪問したユーザーの閲覧環境を知ることができます。

閲覧環境の種類

  • プラットフォーム(ウェブ/アプリ)
  • オペレーティングシステム(Windows/Mac/iOS/Android)
  • ブラウザ(Chrome/Safari/Edgeなど)
  • デバイス(デスクトップ/モバイル/タブレット)
  • 画面の解像度

ユーザーの閲覧環境を知ることで、以下のようなことに役立てます。

  • ウェブサイトの改善
  • 閲覧環境を意識したコンテンツ作成

テクノロジーレポートを見る場合、Googleアナリティクス4の左側メニューから、

「レポートアイコン」「ユーザー」「テクノロジー」「ユーザーの環境の概要」の順で表示させます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_メニュー

完了すると、以下のようなサマリーが表示されます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_サマリー

このサマリーは右上の期間の集計データを元に表示されます。

eita
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では、テクノロジーレポートのサマリー画面の①~⑦について、具体的に何を分析できるのかを紹介します。

①プラットフォーム

Googleアナリティクス4_テクノロジー_プラットフォーム

ユーザーのプラットフォーム(Webまたはアプリ)の割合が表示されます。

さらに、右下の「プラットフォームを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_プラットフォーム詳細

プラットフォームの詳細画面を確認することで、

  • プラットフォーム別のユーザー数・推移
  • プラットフォーム別のエンゲージメント、コンバージョン数、収益指標

といった解析が可能です。

②過去30分間のユーザー

Googleアナリティクス4_テクノロジー_リアルタイム

過去 30 分間にサイトを訪れたユーザー数(プラットフォーム別上位)と、1分あたりのユーザー数推移を確認できます。

さらに、右下の「リアルタイムを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_リアルタイム詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • (A)過去30分のユーザー数(1分あたりユーザー数推移/デバイス比率)
  • (B)ユーザー数(参照元別)
  • (C)ユーザー数(オーディエンス別)
  • (D)表示回数(ページタイトル別)
  • (E)イベント数(発生したイベント名別)
  • (F)コンバージョン(イベント名別)
  • (G)ユーザー数(ユーザープロパティ別)

③オペレーティングシステム

Googleアナリティクス4_テクノロジー_オペレーティングシステム

オペレーションティングシステム別のユーザー数(Windows/Mac/iOS/Android等)が確認できます。

さらに右下の「オペレーティングシステムを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_オペレーティングシステム詳細

オペレーティングシステムの詳細画面を確認することで、

  • オペレーティングシステム別のユーザー数・推移
  • オペレーティングシステム別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

④プラットフォーム/デバイスカテゴリ

Googleアナリティクス4_テクノロジー_プラットフォーム/デバイスカテゴリ

プラットフォーム/デバイス別のユーザー数(上位順)が確認できます。

さらに右下の「プラットフォームデバイスを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_プラットフォーム/デバイスカテゴリ詳細

プラットフォーム/デバイスの詳細画面を確認することで、

  • プラットフォーム/デバイス別のユーザー数・推移
  • プラットフォーム/デバイス別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

⑤ブラウザ

Googleアナリティクス4_テクノロジー_ブラウザ

ブラウザ別のユーザー数(上位順)が確認できます。

さらに右下の「ブラウザを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_ブラウザ詳細

ブラウザの詳細画面を確認することで、

  • ブラウザ別のユーザー数・推移
  • ブラウザ別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

⑥デバイスカテゴリ

Googleアナリティクス4_テクノロジー_デバイスカテゴリ

デバイスカテゴリ別のユーザー数(上位順)が確認できます。

さらに右下の「デバイスカテゴリを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_デバイスカテゴリ詳細

デバイスカテゴリの詳細画面を確認することで、

  • デバイスカテゴリ別のユーザー数・推移
  • デバイスカテゴリ別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

⑦画面の解像度

Googleアナリティクス4_テクノロジー_画面の解像度

画面の解像度別のユーザー数(上位順)が確認できます。

さらに右下の画面の解像度を表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_テクノロジー_画面の解像度詳細

画面の解像度の詳細画面を確認することで、

  • 画面の解像度別のユーザー数・推移
  • 画面の解像度別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

といった解析が可能です。

集客レポート

Googleアナリティクス4_集客レポートの見方

集客レポートでは、ユーザーが「どこから訪れたか(集客チャネル)」を調べることができます。

集客チャネルの主な種類

  • Organic Search(自然検索からの流入)
  • Organic Social(Twitter、FacebookなどSNSからの流入)
  • Direct(URL入力、ブックマーク等)
  • Paid Search(リスティング広告/検索連動型広告などの有料広告)
  • DisPlay(ディスプレイ広告などの有料広告)
  • Referral(別サイトからのリンク)
eita
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集客チャネルの種類は試験でも登場しやすいので、覚えておくようにしましょう。

集客レポートによって、運営するサイトがどこからの流入が多いのか、少ないのかを分析することで、サイトに求められる改善事項・対策が見えてきます。

例えば集客がOrganic Social(SNSなど)に偏っている場合、Organic Search(自然検索からの流入)を強化するための記事を書こうといった対策を打てます。

集客レポートを見る場合、Googleアナリティクス4の左側メニューから、

「レポートアイコン」「ライフサイクル」「集客」「集客サマリー」の順で表示させます。

※デモアカウントの場合は英語表記なのでご注意ください(「集客サマリー」=「Acquisition over view」)

Googleアナリティクス4_メニュー_集客

完了すると、以下のようなサマリーが表示されます。

Googleアナリティクス4_集客サマリー

このサマリーは右上の期間の集計データを元に表示されます。

eita
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では、集客レポートのサマリー画面の①~⑦について、具体的に何を分析できるのかを紹介します。

①ユーザー/新規ユーザー数の推移

Googleアナリティクス4_集客_ユーザー/新規ユーザー

ユーザー数または新規ユーザー数の推移を確認できます。

②過去30分間のユーザー

Googleアナリティクス4_集客_リアルタイム

過去 30 分間にサイトを訪れたユーザー数(国別上位)と、1分あたりのユーザー数推移を確認できます。

さらに、右下の「リアルタイムを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_集客_リアルタイム詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • (A)過去30分のユーザー数(1分あたりユーザー数推移/デバイス比率)
  • (B)ユーザー数(参照元別)
  • (C)ユーザー数(オーディエンス別)
  • (D)表示回数(ページタイトル別)
  • (E)イベント数(発生したイベント名別)
  • (F)コンバージョン(イベント名別)
  • (G)ユーザー数(ユーザープロパティ別)

③新規ユーザー数

Googleアナリティクス4_集客_新規ユーザー数

新規ユーザー数のカテゴリ別上位(集客チャネル/参照元/メディア/Google広告等)が表示されます。

カテゴリはプルダウンから選択することができます。

さらに、右下の「ユーザー獲得レポートを表示」(英語表記の場合:User acquisition)をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_集客_新規ユーザー数_詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • 集客カテゴリ別の新規ユーザー数推移
  • 集客カテゴリ別のユーザー数
  • 集客カテゴリ別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

④セッション

Googleアナリティクス4_集客_セッション

セッションのカテゴリ別上位(集客チャネル/参照元/メディア等)が表示されます。

カテゴリはプルダウンから選択することができます。

さらに、右下の「トラフィック獲得レポートを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_集客_セッション_詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • 集客カテゴリ別の新規ユーザー数推移
  • 集客カテゴリ別のユーザー数
  • 集客カテゴリ別のエンゲージメント/コンバージョン数/収益指標

⑤セッション(Google広告)

Googleアナリティクス4_集客_セッション_Google広告

セッションのGoogle広告カテゴリ別上位(広告キャンペーン/広告グループ/広告キーワードのテキスト/広告クエリ等)が表示されます。

カテゴリはプルダウンから選択することができます。

さらに、右下の「Google広告キャンペーンを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_集客_セッション_Google広告_詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • Google広告キャンぺーン別のセッション数推移
  • Google広告キャンぺーン別のセッション数
  • Google広告キャンぺーン別のユーザー/セッション/エンゲージ/クリック数/クリック単価/コンバージョン単価など

⑥ライフタイムバリュー

新規ユーザーがサイトを訪れてから120日間の平均収益が表示されます。

新規ユーザーの獲得価値を判断することに役立ちます。

例えば、Googleのリスティング広告などサイトへ誘引するためのコストと比較して、サイトを訪れる新規ユーザーから得られる収益の方が十分に高いか?といった分析を行います。

※詳細な分析は「探索」から集客チャネル別に行うのがベターです。

【参考】Googleサーチコンソール連携している場合

Googleサーチコンソールというツールと連携させることで、GA4の集客レポート上に、

  • GOOGLE オーガニック検索トラフィック
  • GOOGLE オーガニック検索クエリ

を表示させることが可能です。

Googleサーチコンソールとは?

Googleサーチコンソール(Google Search Console)とは、Googleが提供しているインターネット検索の分析ツールです。Google検索キーワードの表示回数・順位の推移などが確認できます。

eita
eita

GA4は「サイトにアクセスした後の行動」を解析しますが、Googleサーチコンソールは「どういったキーワードで検索流入につながったか?」など「アクセスする前の解析」に繋がります。

GA4のデモアカウント上では表示されていませんが、ウェブ解析士協会公式HPからアクセス権割り当てられるGoogleアナリティクス4(GA4)上には、おそらく表示されているかと思います。

表示される場合は以下のように、Googleのoragnic検索(自然検索)や検索クエリ(検索キーワード)別の分析ができます。

エンゲージメントレポート

Googleアナリティクス4_エンゲージメントレポートの見方

エンゲージメントレポートでは、ウェブサイトを訪問したユーザーの行動を知ることができます。

具体的にわかるユーザーの行動例

ページビュー、スクロール、クリック、資料ダウンロード等

ユーザーの行動情報を知ることで、以下のような情報を得るのに役立ちます。

  • 訪問したユーザーに読んでほしいページがちゃんと見られているか?
  • 商品の購入ページに誘引できているか?
  • 資料請求ページまで来たユーザーはダウンロードまでしてくれているか?
eita
eita

ウェブサイト上で、ユーザーに対して期待していた行動が目論見どおりに行われているかを確かめるため、とても大切な分析です。

エンゲージメントレポートを見る場合、Googleアナリティクス4の左側メニューから、

「レポートアイコン」「ライフサイクル」「エンゲージメント」「エンゲージメントの概要」の順で表示させます。

完了すると、エンゲージメントの概要が以下のように表示されます。

このサマリーは右上の期間の集計データを元に表示されます。

eita
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では、エンゲージメントの概要画面の①~⑦について、具体的に何を分析できるのかを紹介します。

①平均エンゲージメント時間/セッション数

エンゲージメントに関する推移を以下の項目で確認することができます。

  • 平均エンゲージメント時間
  • エンゲージのあったセッション数(1ユーザーあたり)
  • セッションあたりの平均エンゲージメントセッション時間

②過去30分間のユーザー

過去 30 分間にサイトを訪れたユーザー数(国別上位)と、1分あたりのユーザー数推移を確認できます。

さらに、右下の「リアルタイムを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_エンゲージメント_リアルタイム詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • (A)過去30分のユーザー数(1分あたりユーザー数推移/デバイス比率)
  • (B)ユーザー数(参照元別)
  • (C)ユーザー数(オーディエンス別)
  • (D)表示回数(ページタイトル別)
  • (E)イベント数(発生したイベント名別)
  • (F)コンバージョン(イベント名別)
  • (G)ユーザー数(ユーザープロパティ別)

③表示回数/イベント回数

Googleアナリティクス4_インプレッション・イベント数

表示回数とイベントの発生回数の推移を確認できます。

  • 表示回数:ユーザーが表示したウェブページの数
  • イベント数:ユーザーがイベントを発生させた回数

④イベント数

訪問したユーザーが発生させたイベントの回数が、イベント名別上位で表示されます。

Googleアナリティクス4_エンゲージメント_イベント数

さらに、右下の「イベントを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_エンゲージメント_イベント数詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • イベント名別のイベント数推移
  • イベント名別のイベント数
  • イベント名別のイベント数/総ユーザー数/ユーザーあたりイベント数/合計収益/エンゲージメント率等

⑤表示回数

Googleアナリティクス4_エンゲージメント_表示回数

訪問したユーザーが表示したウェブページの回数が、ページタイトル別に表示されます。

さらに、右下の「ページとスクリーンを表示」をクリックすると、以下の詳細画面が表示されます。

Googleアナリティクス4_エンゲージメント_表示回数詳細

詳細画面で表示される情報は以下のとおりです。

  • ページタイトル別の表示回数推移
  • ページタイトル別の表示回数
  • ページタイトル別の表示回数/ユーザー数/ユーザーあたりビュー数/イベント数/コンバージョン数/合計収益等

⑥ユーザーのアクティビティの推移

Googleアナリティクス4_エンゲージメユーザーアクティビティ数推移

1 日/ 7日/ 30 日あたりのアクティブユーザー数推移が表示されます。

⑦ユーザーのロイヤリティ

Googleアナリティクス4_エンゲージメユーザーロイヤリティ

期間の違いで比較したアクティブ ユーザーの割合が表示されます。

  • DAU/MAU…1日のユーザー数/1カ月のユーザー数
  • DAU/WAU…1日のユーザー数/1週間のユーザー数
  • WAU/MAU…1週間のユーザー数/1カ月のユーザー数

まとめ

サマリー画像

ウェブ解析士認定試験におけるGoogleアナリティクス(GA4)対策として、無料のデモアカウントを使ってレポートの見方を解説しました。

デモアカウントを利用することで、ご自身がサイトを運営していなくてもこれだけの分析練習ができます。

とても長い記事になってしまいましたが、実際のところは似たようなデータを切り口を変えながら見ているものが多いので、覚えることがたくさんというわけではありません。

ツールについては、どうしても触ってみないと覚えにくい部分もありますし、Googleアナリティクスはウェブに携わる人にとって必須のツールなので、初めての人もぜひ触れてみて下さい。

eita
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Googleアナリティクス4に触れておくことで、ウェブ解析士認定試験の合格率を高めましょう。

本記事がウェブ解析士合格をめざす方の参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
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上級ウェブ解析士
企業勤めのパパリーマン。
本業では元々ウェブ解析と縁遠かったものの、趣味と勉強を兼ねてウェブ解析士を取得後、本業もウェブ集客の部署に配置される。
Google Analyticsとにらめっこする日々を過ごす。

・2022年1月 ウェブ解析士取得を決意
・2022年2月 ウェブ解析士取得
・2022年6月 上級ウェブ解析士取得
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